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2010年05月18日

自由からの逃走 〜それでもボクらは夢を見る〜



トルストイは


「幸福な家庭はすべて互いに似通っているが、
不幸な家庭はどこもその趣が異なっている」と言った



しかしビジネスにおいてこの箴言(しんげん)はあてはまらない



成功までの道程は成功者の数だけあるものの、

会社が破綻する原因は片手で数えるほどしかないからだ







世界金融危機に端を発した景気後退で倒産や自己破産が相次いでいる。


政府や金融庁は貸し渋り、貸し剥がし対策に躍起になっているがほとんど効果は無い。

当たり前だけれど、金融機関が融資を断るのは貸したら返ってこないと知っているからだ







近所で夫婦がはじめた趣味のいいイタリアンの店は、

ある日店の前にベンツのバンが停まっていて黒服の男達が店内にたむろしていた


その翌日、シャッターの下りた玄関には閉店の案内が貼られ、

店内の什器は全て無くなっていた



最近はレストランや雑貨店をはじめる若い人達も増えているが、

ほとんどが数年で力尽きていく



当然と言えば当然だけど、

少子高齢化では若者をターゲットにしたマーケット規模自体が縮小していくのだから、

よほど上手くやったとしても数十年もつかどうかすらわからないなのである





いつも残念に思うのは、「頑張るだけでは問題は解決しない」ということだ



彼らにもし、「会計」や「税務」や「ファイナンスの基礎的な知識」があれば、

せっかくの挑戦を台無しにしてしまうこともなかったかもしれない




金融のプロやコンサルタント、第一線のビジネスの現場にいる人ならば、

「こんなの常識だろう」と思うかもしれない。


しかしその一方で、

何も知らずに夢だけを抱いて商売をはじめる人が後を絶たないのも事実だろう






テレビや新聞は「グローバル資本主義」を高みから批判する人達で溢れている


だが彼らは一番大切なことを教えてはくれない





「リスクを取る以上、徹底してリアルでなければ、夢を実現するなんて、出来やしないんだ」





つづく



posted by K at 00:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | 賢人の知
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