カテゴリ

2010年03月30日

自由からの逃走 〜主権国家の名のもとに その2〜



今更言うまでもないが、人生の全てに満足している人は多くない



幸福や不幸は「他人との比較」から生まれてくる感情だから、
社会的には成功者と見なされていても、

本人は屈辱と嫉妬の泥沼をのたうち回っている事だってある。




しかしこうした不幸の全てを国家が救済する訳にはいかないので、
どの国も一定の外形的な基準を設け、

それを満たさない人を「社会的弱者」として援助の対象としている







ところで日本の官僚機構はサービスの提供にあたって申請主義が原則だ。


派遣切りにあって寝床を追い出され、
貯金もなく野宿を余儀なくされるのは明らかに不幸な状況だろうが、

それだけでは行政は何の援助も差し伸べてくれない。



利用者は自治体の窓口に自ら足を運び、

必要な書類を整えた上で、失業保険や生活保護を申請する。


国家の援助を受けられるのは、自分で「社会的弱者である」と証明した人だけなのだ





つづく



posted by K at 00:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 賢人の知
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。