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2009年04月23日

ブランドをめぐる誤解 〜シャネルに学ぶ「女のファッション」〜



僕らより上の世代で小さい頃というのは、
服は母親が作るものだったそうです


もっと上の世代になればそれはもう当たり前で、

戦時中なんていうのはお洒落なんてできなかった



1945年に戦争が終わり、平和になると、
当時で言えば洋裁学校や料理学校が隆盛を極めますが、

結局それは自分で布を買ってきて、自分の腕で作るといったことを

今度は消費者に向かってやるようになり、デザイナーが職業として分岐してきたわけです



よく「プレタポルテ」というような言い方をしますが、

そもそも「既製服」なんていうのは高級ブランドではありえない
というのは前回までに述べた通り。


一方、貧しい人達は母親が子どもや自分や夫のために服を作るということは当たり前なので、

これはプレタポルテとは言わない、普通の生活です




ところがシャネルみたいな人たちが出てくるようになります


シャネルはこの世界では最も有名なブランドネームのひとつだと思いますが、
もともと孤児院にいた人ですね


12歳にお母さんが亡くなって孤児院に入りますが、
自分の部屋がずっと灰色だった

実際、シャネル初期の服は大体グレーで
当時の生活空間をそのままイメージしたという形です



18歳まで孤児院で暮らし、歌手になりますが結局失業。

そんな時にたまたま外に着ていくために帽子を作ります


服を作るだけの布が無かったから帽子を作るわけです


そしてその帽子を作っていたら町行く人がみんな振り返って、
「自分にも作ってくれ」と言われるようになり、

やがて帽子屋さんを小さな所で始めることになる


それから「自分の服は自分で作る」と言って1920年にデビュー。

世界でも最も大きなブランドを作ることになります




決して、専門的な知識があったわけでは無い


シャネルは「自分の物は自分で作る」というところから出発して、
女が「自分のために一番良いと思う服を作りたい」ということを

世界で初めて言った、志の人なのです





posted by K at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 賢人の知
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